他に転載無用の独り言を書く。
謝罪したら死ぬ病いを門下生が克服してしまったのは
いいけれど、謝罪しすぎる病いに嵌ってしまうのも
バランスを欠く。
「ちょっと言い過ぎましたね、へけっ」で済ませていい
場合もある。
アイドルに嵌るのは宗教のようなもので、わしも存分に
経験したが、バッシングからとことん守ってやりたくなる。
わしはレコード大賞の選考がオカシイと言っただけで、
乃木坂の曲がダメなどとは一言も言ってないにも関わ
らず、先回りして乃木坂がバッシングに晒されると
心配して、「みなさんバッシングしないで」と訴えだす。
門下生にそんな馬鹿がいるはずがない。失礼だ。
まだ昔のわしのようなアイドルイカレ病に罹っている
のが哀れでならない。
わしは誰も傷つけない表現というものができない。
わしが、東に傷つく者がいると心配しては文章を和らげ、
西にバッシングが起こると先回りしては表現を抑制し、
かくして毒にも薬にもならないリベラル左翼文章しか
書けなくなってしまってもいいのか?
立川談志に人を傷つけるなと言うのは無粋ではないのか?
表現者には芸風があって、わしの芸風は角が立つ。
「王様は裸だ」とほとんど無意識に、しかも爆発的に
言ってしまうから、リベラル左翼の心性を持つ人は、
憎悪すら覚えるほどに、わしを嫌いになる。
優しさが好きな人は、去って行けばいいだけのこと。
優しい芸風の表現者を好きになればいい。
わしの本当のファン・門下生は、わしの芸風を理解して
くれているはず。
わしはそう信じて、漫画も論評もブログも、委縮せず
やっていきたい。